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芒種から 日経ちました
ぼうしゅ

芒とは「のぎ」のことで、芒種は麦や稲などのぎのある穀物を指す。この時期に麦類の刈り取りを行い、稲の苗を植える。穀物の収穫と播種、田植えのある最も重要な季節である。

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夏至まであと 日です
げ し

立夏と立秋のちょうど中間点。夏の真中である。北半球ではこの日、昼が一番長く、夜が一番短い。太陽は最も高く昇り、したがって物の影は最も短い。冬至から夏至までの一年の前半と夏至から冬至までの後半との分かれ目である。

月曜日

2024
6
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砂漠化および干ばつと闘う国際デー
【南西風は雨が少ない】まとまった雨が降りやすい季節となりました。その雨の降り方は、気象条件や地形によって大きく違います。関東地方では、低気圧が接近・通過したり、温暖前線が北上してくるような場合は、全体的にまとまった雨の降ることが多いようです。しかし、低気圧が関東より北の方を通るような場合、風向きによって平野部では予想外に雨が少ないことがあります。北側にある低気圧や前線に向かって南西から湿った空気が流れ込みます。ところが関東地方は、西側に箱根や丹沢、その北には関東山地が連なっているため、南西の風はこの山を越えて関東の平野部に吹き降ろします。湿った南西風が山の斜面を上昇する時には、冷やされて空気中の水分が凝結し、雲を作り雨を降らせます。山を越えて関東の平野部におりてくる時には、空気中の水分の多くを落として、比較的乾燥した状態でやってきます。このため、関東の平野部では雨が少ないという訳です。なお、同じ低気圧に向かう風でも、湿った空気が直接平野部に流れ込む南風の時は、関東平野でまとまった雨が降りやすくなります。風の僅かな変化で雨の降り方が大きく違ことは、気象現象の複雑さを示しています。