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清明から 日経ちました
せいめい

万物が清潔明暢であることから約して清明と呼ばれる。春のうららかにして、万物が若々しい季節を表す。

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穀雨まであと 日です
こくう

穀雨は百穀を育てる慈雨のこと。日本では菜種梅雨のこと。しとしとと降る雨で大地が潤い、播種にもってこいの時節となり、苗を育てる上で最も重要なときである。

木曜日

2024
4
18
お香の日
【新芽は霜に弱い】春が早くやってきた年ほど、遅霜に注意が必要です。新芽や若葉が早く育ち、それだけ霜の被害を受けやすいからです。例えば、遅霜で大きな被害が出ることもあるお茶の場合、常緑樹ですから、冬の間も緑の葉は残っていますが、冬なら氷点下10度以下の寒さにも耐えられます。木や葉自体が、寒さに強い冬用のつくりになっているからです。ところが、春に伸びてきた新芽は暖かい春用のつくりです。このため、新芽や若葉は霜や寒さに弱く、氷点下2、3度ですぐに凍死してしまいます。お茶の木に限らず、およそ新芽や若葉は霜に弱いものです。ジャガイモなどの野菜や果樹も、遅霜の被害を受けることがあります。暖かくなったとはいってもまだ4月、移動性高気圧に覆われてよく晴れた夜は、内陸では霜がおりることもめずらしくありません。最低気温が3度以下で、霜注意報が出されるような夜は、農家の方はもちろんですが、家庭でも霜に弱い植物などに気を配ってあげてください。