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立夏から 日経ちました
りっか

立夏から夏の季節に入る。太陰暦では孟夏建巳(もうかけんし)の月。太陰暦の四月を孟夏または初夏というが、気温も上昇して、まさに初夏の到来となる。

8
小満まであと 日です
しょうまん

万物がしだいに成長して天地に満ち始めるという意味。

日曜日

2024
5
12
看護の日
【5月の空に多いかさ】ベールのようなうす雲が広がっている時、太陽や月のまわりにぼんやりと明るい輪が現れることがあります。これが「日がさ」や「月がさ」です。こういった「かさ」は1年中見られますが、秋から冬にかけては少なく、春から夏にかけて多くなります。中でも5月は一番多く現れますから、「日がさ」を見るチャンスです。「日がさ」や「月がさ」を作るうす雲は、気象用語では絹層雲(けんそううん)と呼ばれています。この雲は小さな氷の結晶が集まったもので、結晶によって屈折した光が、太陽や月の周りに光の輪を作ります。無数の小さなプリズムが空に浮かんでいるようなものですね。昔から「日がさ・月がさは雨の前触れ」と言われてきました。絹層雲は低気圧の先駈けとして広がることが多く、「かさ」が現れた翌日には70%前後の確率で雨になる、という統計結果もあります。「日がさ・月がさ」は観天望気の強い味方といえそうです。