5
立夏から 日経ちました
りっか

立夏から夏の季節に入る。太陰暦では孟夏建巳(もうかけんし)の月。太陰暦の四月を孟夏または初夏というが、気温も上昇して、まさに初夏の到来となる。

10
小満まであと 日です
しょうまん

万物がしだいに成長して天地に満ち始めるという意味。

金曜日

2024
5
10
コットンの日
【沖縄は梅雨入り】南北に長い日本列島が、ことしも雨の季節を迎えました。いち早く雨季を迎えるのが、沖縄や奄美地方などの南西諸島です。1971年から2000年までの30年間の平均では、沖縄地方の梅雨入りが5月8日頃、奄美地方が5月10日頃です。梅雨時の沖縄では、梅雨前線付近で黒味を帯びた積乱雲が発達しますが、この積乱雲に向かって吹く風を、漢字では黒い南風と書いて「くろはえ」と呼んでいます。また、前線上で低気圧が発達すると強い南風が吹きますが、この風は荒い南風と書いて「あらはえ」と呼んでいます。この時期は、本州に初夏の青空が広がり、北海道にようやく本格的な花の季節が訪れる頃です。そして、梅雨明けは沖縄地方で6月23日頃、奄美地方で6月28日頃、梅雨明けの沖縄には、夏至の太陽が強烈な陽射しと共にやってきます。この頃は、本州や四国・九州はつゆが本格化して、集中豪雨の季節を迎えますから、これから7月にかけての日本列島には、初夏と梅雨と夏の3つの季節が南北に並ぶわけです。梅雨が明けて吹く穏やかな南風を、白い南風と書いて「シェーフェー」「しらはえ」、または新しい南風と書いて「アラベー」と呼んでいます。