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穀雨から 日経ちました
こくう

穀雨は百穀を育てる慈雨のこと。日本では菜種梅雨のこと。しとしとと降る雨で大地が潤い、播種にもってこいの時節となり、苗を育てる上で最も重要なときである。

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立夏まであと 日です
りっか

立夏から夏の季節に入る。太陰暦では孟夏建巳(もうかけんし)の月。太陰暦の四月を孟夏または初夏というが、気温も上昇して、まさに初夏の到来となる。

水曜日

2024
4
24
植物学の日
【高気圧のコースと天候】春は移動性の高気圧が大陸から進んできます。高気圧の中心が関東地方から見て、どのあたりを通るかによって、関東地方の天気は大きく変わります。まず、高気圧の中心が関東地方の北を通る場合。高気圧から冷たい海の上を通って湿った北東の風が吹き込みます。このため、関東地方は低い雲が広がり、小雨が降りやすくなります。日差しもなく、冷たい風が吹いて気温が上がりません。次に関東地方の上を中心が通る場合。風が弱く、穏やかに晴れます。ただ、朝晩の冷え込みが厳しくなります。風が穏やかで晴れた夜は、地面からの熱がたくさん上空に逃げて、内陸部では4月とはいえ、氷点下の冷え込みになることも。最後に高気圧の中心が関東地方の南を通る場合。高気圧から暖かい南よりの風が吹き出すので、関東地方は晴れて、気温が上がります。薄手の服で歩けそうなポカポカ陽気です。関東地方の春は高気圧の通るコースによって、大きく天気が変わります。