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穀雨から 日経ちました
こくう

穀雨は百穀を育てる慈雨のこと。日本では菜種梅雨のこと。しとしとと降る雨で大地が潤い、播種にもってこいの時節となり、苗を育てる上で最も重要なときである。

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立夏まであと 日です
りっか

立夏から夏の季節に入る。太陰暦では孟夏建巳(もうかけんし)の月。太陰暦の四月を孟夏または初夏というが、気温も上昇して、まさに初夏の到来となる。

土曜日

2024
4
20
「聴く」の日
【山の季節】大型連休を前にして、山登りの計画を立てている方も多いでしょう。一般に、山は1000メートル登るごとに、気温がおよそ6度下がると言われています。今頃の時期なら、ひと月前に季節が逆戻りするのと同じことです。例えば、標高1000メートルでは平地でいうと3月下旬並、サクラの花がやっと咲き出す頃の陽気でしょう。2000メートルの山に登れば、季節は平地の2月下旬並、まだ冬の名残りの肌寒さです。樹木も冬枯れの状態で、雪が残っている場合も多いでしょう。まして、富士山を始め3000メートルを超えるような高山では、山の上は真冬そのもの、深い雪におおわれています。山に登るのは、過ぎ去った季節にタイムスリップするようなもの。平地が初夏でも油断せず、十分な装備をして臨んで下さい。